カリフォルニアでは日差しが強いので、車を外に駐車し続けるとヘッドライトが黄色く曇ってしまいます。この曇る現象を英語ではoxidationって言います。
そしてこれ、普通に磨いても取れないです。
今日は、うちの車の黄ばんだヘッドライトをクリアに磨いたので、その方法を紹介します。
ちなみに今回2台の車を磨きましたが、どちらも新車で買ってから5年目くらいです。カリフォルニアだとまだまだ新しい車の部類だと思うのですが、車庫にしまわないとすぐにこうなってしまいます。
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使用したもの
コンパウンドやサンダーが付いたレンズをきれいにするキット的なものも売っています。しかし、僕は全てバラで揃えました。
僕がキットではなくあえてバラで買ったかというと、キットになっているものは一回の作業で使い切りですが、今後の長いアメリカ生活を考えると、どこかで役に立つ時が来るだろうと思い、全部バラで買いました。
僕が買った3点は下記の通りです。
バッファー
僕が買ったバッファーはWEN 6010 6-Inch Waxer/Polisherというものです。
先月アマゾンで10ドルくらいで買いましたが、今は25ドルくらいみたいです。選んだ基準は単純に安かったので、最悪壊れてもいいやと思い買いましたが、意外に調子良いです。そして、バッファーは床を磨いたりとか意外と活躍するので、持ってると便利です。バッファー用のパッドはついてきましたが、アマゾンで一応安いのを予備にいくつか買いました。
ちなみにレンズを磨く人で、このバッファーを持っていない人には電動ドリルで代用できるように作られた便利なキットもあります。
コンパウンド
僕が買ったコンパウンドは3M製(3M 39017 Lens & Hard Plastic Cleaner – 8 oz.)のものです。
レンズ用液体コンパウンド。アマゾンで10ドルくらいでした。
コンパウンド仕上げ
仕上げ用のコンパウンドも3M製(3M 39010 Headlight Lens Polish and Protector Bottle – 8.0 oz)のものです。
レンズ用液体コンパウンドの仕上げ。アマゾンで10ドルくらいでした。
やってみた
修理手順
下記が作業手順です!
1. マスキングテープを付ける
写真の青いテープです。これ必要かな?と思ったのですが手で磨かず、バッファーを使う人は、マスキングテープ付けたほうが良いです。
2. レンズを磨いて曇りを落とす。
3M™ 39017 LENS & HARD PLASTIC CLEANERを使い磨きました。僕はバッファーを使も、ヘッドライト一つにだいたい20~25分くらいかけて磨きました。だんだん黄色い曇りが落ちてきて、つるつるになります。手磨きならもっと時間がかかると思います。
3. レンズを磨いてクリアに仕上げる。
手順2でつるつるになったものが、「3M™ 39010 LENS POLISH AND PROTECTOR, 8 OUNCE」を使うことでさらにクリアになった気がします。こちらも同じく、大体20~25分くらいかけて磨きました。
4. 水でコンパウンドを洗い落とす
ホースでジャーッと水をかけてふきふきすれば終わりです。
ここまでで、1台辺り1時間半から2時間の作業です。
仕上がり
beforeとafterです。2台分はさすがに疲れましたが、一応作業完了でほっとしています。今回、初めて挑戦しましたが、特に作業に危険性も感じなかったので、初めての方でも問題なくできると思います。
考察
2台終えてみて感じたことは、「手順2で作業が終わりでも良し!」というくらいまで手順2できれいに磨くのがコツです。
少し曇りが残った状態で、仕上げのバッファーをかけても、なかなかきれいにならない場合があります。
逆に、手順2できれいになっていると、仕上げは10分くらい軽く磨く程度でいいと思います。また、今回きれいにしたヘッドライトより曇っている場合は、1500~3000のやすりをかけてから、液体コンパウンドをしないときれいにならないこともあるみたいです。
後書き
うちはガレージがあるのにガレージには車を入れていません(笑)って、これ、アメリカのあるあるだと思うのですが、皆さんもそうですよね?
って、いや、もしヘッドライトが黄ばんでいたら、簡単なので(時間はかかるけど)皆さんもぜひチャレンジしてみてください。