2週間くらい前にヘッドフォンを買いました。事前にオンラインで色々調べたり迷った挙句にベストバイの店頭で購入したので、先日ふとベストバイのサイトを見たらショッピングカートにまだその商品が残っていて、なんと、セールで購入時より$50も安くなっていました。。。
こういう時ってショックですよね。
でも、アメリカの量販店って意外とフレキシブルに対応してくれる時があるので、今日はアメリカの購入前後の価格調整について紹介したいと思います。
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価格調整は一般的だよ
Price Matchって?
まず購入前の価格調整について、アメリカの量販店ではPrice Match(プライス・マッチ)というものが一般的です。その名の通り、購入前に他店で安いものがあればそれを証明して同じ価格にしてもらえるという単純なサービスです。
基本的には販売コーナーの店員にスマホとかで他店の価格を見せれば価格を調整してくれるか指示を出してくれます。
って、価格調整をお願いしなくても最安のお店に行けば良くね?って思いますよね。僕もそう思ってました。
でも、お店の割引クーポンとかを持っていれば他店の最安値に調整してもらった価格からそのクーポンを使える場合もあったり、Rakuten(リベートサービス)でキャッシュバックがもらえたりと超お得な買い物ができたりします。
この辺はそのクーポンなりの条件次第です。
Price Adjustment
本題の購入後の価格調整ですが、一般的にはPrice Adjustment(プライス・アジャストメント)と呼びます。
いや、買った直後にセールを発見するとまじ凹みますよね。
でも、このPrice Adjustmentに対応しているお店は意外と多く、購入後でも価格を調整してくれるので手間はかかりますが凹まずに済みます。
お店によって対応や購入後何日までなら価格調整できるとかは違いますが、今回僕が利用したベストバイとかターゲットだと大体購入後14日間です。
で、申請はオンラインで申し込みができたり、店頭のカスタマーサービスで対応してもらいます。
注意点
価格調整はどの販売店の価格にも調整するというわけではなくそのお店のCompetitorの価格のみです。
で、価格調整をうたっている量販店は大概Competitorsを定義しており、そのお店のホームページで確認できます。
例えばターゲットの場合はBedBathandBeyondとかBestbuy等30種類ぐらいのお店が対象で、Price Matchのポリシーのページから確認できます。また、Price Adjustmentの場合はその購入店の価格も含まれる事がほとんどです。ま、どの量販店も似たようなことが書いてあるので、アメリカの価格調整を詳細に把握したい場合はPrice Matchのポリシーに一度目を通してみるとよいと思います。
ただ、閉店セール等の特別なセールは対象外な場合が多く、例えば、ブラックフライデーのセールに並ぶのが面倒だから前日に買い物をしてその後ブラックフライデーの価格に調整してもらうというずるいことはできません。。。
で、調整してもらった
で、僕も前述のベストバイの店頭で買ったヘッドフォンの価格調整をしてもらいました!
購入時もセール中で$300(定価$350)で買ったのですが、その後、他店ではなくベストバイのフラッシュセール的な感じで$250になっていました。たまたまそのセール中にベストバイのサイトを見た自分の運に驚きです。
さて、あえてベストバイの店頭のカスタマーサービスまで行って価格調整をお願いするのが面倒だったので(せっかく出向いたのにスペシャルなセールだから価格調整対象外と言われたらなんか凹むし)、チャットのカスタマーサービスを使いました。チャットは対応後にメールでチャットの履歴を送ってくれるので、言った言わないのめんどくさいトラブルも避けられてお勧めです。
今回は他店の価格でもなくベストバイの価格だったので、価格調整の希望と商品名だけを伝えたところ、二つ返事でOKでした。要した労力もチャットがコネクトされるまでに待った10分とチャットに費やした10分くらいで、パソコンの前から動くことなく完結したのでなんかすごく得した気分です。
ちなみに、レシートはどうしたの?って疑問があるかもですが、ベストバイの場合はメンバーシップ(無料)を持っているとレシートがなくてもアカウントの購入履歴から対応してくれるので便利です。今回のように店頭で購入した場合も、購入時に電話番号を伝えればアカウントに紐づけてくれます。
後書き
アメリカのショッピングセンター関連で働く知人に聞くところ、アメリカでは購入前・購入後にかかわらずがつがつ言ってくる人が多くて大変だそうです。。。ま、気持ちだけで訴えかけるのは自分も疲れちゃうので、事前にそのお店のPrice Matchのポリシーを一応読んで自分なりに理解してから申請するのが良いと思います。
いや、今またこの記事を書いている時に同じヘッドフォンの価格を見たら$350に上がっていたので、なんか気分が良いです(笑)