そろそろ大掃除の時期ですが、日ごろの掃除用にハンディーな掃除機を紹介させてください。もう3年半以上前に一度買って、新しく買い替えようと色々探した結果また同じの買っちゃったくらいおすすめです。
って、おすすめとは言うものの、なんだろう、別にいらないかもだけどあるとめっちゃ便利な物です(笑)
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まず初めに
アメリカの掃除機(普及モデル)って言えば、Hoover、Sherk、Dirt Devil的な昔からパワー重視でそれ以外一切無視で全く洗練されていないイメージがありますよね。実際のところは思ったほどパワーもなけりゃでかいだけな場合や、多機能に見えてただ単純に使い勝手がわるい商品が多いです。
で、そんな掃除機メーカーからでてるハンディー掃除機なんで、まぁ、そんなもんでしょって感じが否めないものが多いです。
が、今回紹介するのは最低限、使い勝手の面では洗練されていますから!
おすすめの掃除機
用途は?
おすすめの掃除機の前に、使い勝手に対する評価は使用用途や目的によって変わってしまうものなので、僕の求める掃除機についてざっとポイントを上げます。
掃除する場所は家全体ではなく自分の部屋で使用し、主に棚や机の上のホコリ、そして、床に落ちてる髪の毛などもざっと掃除機をかける時に使います。また、運用コストから紙パック式ではない物、且つ、フィルターが掃除&交換もできる物を探していました。もちろん小型で充電式のものがベストです。
欲しい掃除機がこれにマッチする方にはおすすめです。
って、さらにもう一つ、この手の掃除機はすぐ使えるアクセッシブルな置き場所を確保してあげるのがキーです。じゃなきゃどんな良いマシンを使おうがいちいち扉を開けて掃除機を準備するのが面倒でだんだん使わなくなっていきます。そもそも用途が「ちょっとしたホコリ」な訳で、本当にアクセッシブルなところに置かないと掃除機を持ってくるのが面倒で「ちょっとしたホコリ」を許容しちゃいますから。
おすすめは?
ようやくここにたどり着きました。おすすめの掃除機はBlack and Deckerから出ているdustbuster Flex Cordless Hand Vacuum BDH2020FLです。って、 BDH2020FLFH という床を掃除できるキットがついてるものもありますが、なぜか今は値段が倍くらいしますし、床を掃除できるキットなんていらないと思います。
なんで良い?
では、何が良いのか普通のスティックタイプのハンディークリーナーと比較しながらポイントごとに書いていきます。
手首にやさしい
まず、一般的なスティックタイプのハンディー クリーナー だと、大きな床掃除と違って机の上や棚の掃除は掃除機のボディーを動かしながら掃除機をかけるので手首が疲れます。
棚と机の隙間とか掃除しようとすると手首をくねくねしなきゃいけないです。
が、お勧めの掃除機は小型の掃除機ボディーからホースが出ているタイプなので、ボディーは左手で持って右手でホースの先っちょをコネコネするだけなのでマジ楽です。
取り回しが良い
ま、たとえ手首がつかれても掃除できるんなら良いんですが、スティックタイプの物だとヘッドがバルキーで掃除機の先が机や棚の隅みなど狙ったところに届かなかったりする時ありません?
特に隙間を掃除する時は物をどけてもヘッドの先が届かないとかイライラします。って、ヘッドが細くても、ボディーの厚みや長さを考慮すると掃除できない場所があったりします。特に壁際や棚に面したところ、壁にマウントしたテレビやモニターの裏などヘッドが届かない場所が出てきます。
それに比べてホースタイプのこの掃除機なら隅々まで掃除できます。って、こいつで掃除出来なくて普通のスティックタイプで掃除できる場所はないと思う。
意外とパワーあるしいつでも掃除できる
サイズからしてパワーはあんまり期待していなかったのですが意外とパワフルなんです。で、普段は充電器の上にのってるので、気づいたその場で床に落ちている髪の毛とかとあわせてさっと掃除ができます。
僕は最初は床掃除用のヘッドがついているモデルを買いましたが、結局使わず直接細いノズルで掃除しちゃいます。部屋が小さいからか(笑)。
メンテができる
フィルターを外してちゃんと掃除出来たり、替えのフィルターも売っている(Black & Decker PVF110 Replacement Filter)ので、そういうとこ良い感じです。なので安いものと違って「なんか全然吸わなくなったね、捨てるか」ということは無いです。
って、僕は定期的にフィルターを掃除し、たまに水洗い(フィルターはウォッシャブル)もして使用していますが、今まで替えのフィルターを買ったことは無いです。
悪い点
じゃ、もうそれハンディータイプの掃除機の最終形態じゃね?って思うかもですが、この掃除機には悪い点もいくつかあります。
新しい機種が出てない
現行モデルは僕が3年半前に買ったモデルと同じものです。後ほど問題点として書きますが、バッテリーライフが伸びたバージョン(取替可)とか、ブラシレスモーター採用とかごみの捨てる部分の改善とかそういう改良されたバージョンが出てくれても良いと思うのですが、3、4年前と同じモデルです。
って、大抵のアメリカ人は掃除は適当だし、見た目が良くないこういうモデルは販売が伸びないから進化しないのかな?
バッテリーが。。。
これが最大の難点です。カタログスペックだと20分は稼働するモデルですが、ま、新品でも20分の連続稼働は無理だと思います。が、ハンディークリーナーとして使う分には本来5分も稼働してくれればそれで要件はほぼ満たしてくれます。
というか、10分もあれば掃除慣れた自分の部屋なら余裕で1部屋丸々きれいにできちゃうレベルです。
が、です。今回僕が買い替える事になった原因は、ここ数か月はバッテリーが完全に死んでしまって、1-2分稼働したら止まっちゃうんです。3年半でバッテリーがヘタるって切ないですよね。それでもスポット用途ではまだ行けるから良いんですが。
高い
ハンディークリーナーで100ドルちょっとします。高いですよね。しかも3年以上前からあるこのモデルで当時と変わらぬこの値段。
ホコリが散る
ごみを吸ったらそのごみを捨てなきゃいけないんですが、横の大きなドアをパカってあけて捨てられます。ドアが大きいのでごみ捨ては楽なんですが、その分埃が舞います。僕は外でごみ捨てしてます。
総評
バッテリーの寿命の問題は大きい問題ですが、あくまでもハンディークリーナーなので3年半持てば良い方かなというのと、その問題点を打ち消してもお釣りがくるほどの取り回しの良さです。だって、思い立ったらすぐ使える&細かいところもサッと掃除できる取り回しの良さって掃除機では最重要項ですよね。
その点、自分の周りを掃除するなら Black and Deckerのdustbuster Flex Cordless Hand Vacuum BDH2020FL に取り回しでかなうやつはいないと思います。なので、僕はリピートしました。
ま、このサイズでこのタイプの掃除機が他から出てないという事実もありますが。
それと、今回掃除機を買うにあたってブラシレスモーターを採用したハンディークリーナーも出てるかな?って探しましたが、ハンディークリーナーの部類ではブラシレスモーターを採用している掃除機はほぼありませんでした。普通の掃除機と違って一度の充電で数日間稼働させるわけでもなく、使用時以外は充電器の上で待機させるので、実際問題ブラシレスモーターである必要が無いからだと思います。
ブラシレスモーターって?簡単に言うと高効率の低電力で、同じバッテリー容量だとブラシレスモーターを採用している機種の方が一度の充電で長時間稼働してくれます。ダイソンだとデジタルモーターとか呼ばれているやつです。
後書き
あくまでもパーソナルスペースの掃除で、家全体を掃除したいならちゃんとしたフルサイズの掃除機を買うのが良いです。うちはカーペットが無いので家全体をかける掃除機はガレージとかそういう感じのを掃除するショップバックと呼ばれる部類の掃除機で掃除しています(笑)で、比較的掃除が好きな僕は汚れる部屋にはマキタのブラシレスの掃除機も配備しています。
年末だけじゃなく日ごろから掃除しましょ(笑)