今日は、日本の電気屋とアメリカの電気屋の違いについて紹介できればと思います。
カリフォルニアには「Best Buy(ベストバイ)」、「Fry’s(フライズ)」といった電気屋があり、物によっては「ターゲット」でも電化製品を買うことがあると思います。もちろんアマゾンのオンラインストアも購入先の選択肢の一つです。
日本ではオンラインの方が実店舗より基本的に価格が安いという図式がありますが、アメリカではそうとも限りません。
皆さんの参考になればと、僕が電化製品を買う際の購入場所をどう決めているかの判断基準をご紹介します。
Fry’sは2021年2月に倒産しました。。。現在残っている電気屋の大手はベストバイ以外ではNeweggやB&Hのようなオンラインストアのみの営業か、地域によってはコンピューター専門のMicro Centerくらいになってしまいました。残念。
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アメリカの電気屋事情
アメリカの電気屋で全国展開しているお店はベストバイだけだです。昔はサーキットシティや、ラジオ・シャックという老舗が存在していましたが、どれもアマゾンの襲来で閉店に追い込まれてしまいました。ベストバイは最後の生き残りです!
そして、一応ローカルの括りではありますが、カリフォルニアにいる場合はもちろんフライズも生き残っています!
価格・日本との違い
日本の電気屋
ご存じの通り、日本の電気屋は、オンラインと実店舗で価格が違ったりします(一応、同じお店であれば店員に言えば値段をオンライン価格に合わせてくれたりはします)。そして、値札の代わりに「お近くの係員にお尋ねください」と書いてあるものもあり、僕はこれが非常に面倒に感じていました。
ただ、一般的な認知度として、そもそもアマゾンで買うのが安定して最安値に近いし、アマゾンプライムで頼めばすぐ届きます。
今ではオンラインと実店舗の価格差について、ヨドバシに続きビックカメラもオンライン購入で店舗受け渡しということが可能なので、事前にオンライン購入していくという手段も可能です(ポイントの分、値段が割高だったりしますが)。店舗ごとの在庫もオンラインで確認できたりと、徐々にアメリカスタイルに近づいてきてはいます。
アメリカの電気屋
アメリカの電気屋はオンラインも実店舗販売も価格は基本的に一緒です。たまに店舗独自のキャンペーンでオンライン価格より実店舗の方が安く買える場合もあります。
そして、全商品ではないものの、オンラインで販売されている最安値とかなり競争的な価格を付けています。その為、すぐ欲しいものはオンラインで買う必要がなく、お店に直接買いに行くことがほとんどです。
もちろん店舗ごとの在庫状況もオンラインで把握できるようになっています。ちなみに、アメリカの電気屋では店員との価格交渉の文化は無いです。
電化製品を購入する際のフロー
僕の場合ですが、まず、オンラインで欲しいものの価格を調べます。だいたいアマゾン、ベストバイ、フライズ、ターゲット辺りを見ます。
そして、だいたいの値段が把握できたら、アマゾンが極端に安い場合でない限り、すぐに欲しいものはローカルで買います(アメリカのアマゾンはプライムでも翌日に届かないものが多いので)。もちろん、アマゾンが極端に安ければそのままアマゾンで買います。
ターゲットは他の店より割高のことが多いですが、ベストバイとフライズは数ドルの違いしかない事が多く、どこで買うかは在庫があるかないかが判断基準になると思います。
もし、どの店も在庫があり価格が均衡している場合は、僕の優先順位は家から近い順でターゲット、ベストバイ、フライズです。
家からの距離を考えないと、アフターサービスや手続きの簡単さを考慮し、ベストバイが最優先されます。続いて、フライズ、ターゲットの順番です。高額なものは一応ベストバイで買うことが多いです。
後書き
正直なところ、パート2・パート3でベストバイとフライズを紹介したいなと思ってイントロ的な感じでこの投稿を作成しましたが、日本でも大手のヨドバシやビックがアメリカに近いスタンスになってきているので、10年前と比べて日本とアメリカの電気屋の差がないように感じました。
ただ、アメリカは巨大な国なので、アマゾンはすぐ届くという常識が在庫管理上通用しないものもあり、日本よりアメリカの方が電気屋店舗の存在価値が高いような気がします。
また、アマゾンが一番安いわけではなく、家の近所の電気屋の方が実は安いなんてこともあるので、僕のように日本でアマゾンに依存していた方は店舗で買うという選択しも頭に入れておくと良いと思います。