アメリカは土足で家の中を歩き回ります。日本人の家庭では靴を脱ぐ家もありますが、うちは完全土足です(笑)
そこで家の床をきれいにしようと掃除機を探していました。普通の掃除機は家にあるのですが、もっとパワーが強いものが欲しいなと思ったのがきっかけで、掃除機を探し始めました。
ダイソンやらなんやら良さそうなのがいっぱいあるのですが、どこをどう比較すればよいかがいまいち分からず、現代の掃除機の知識を一から覚えるところから始めて、結局業務用のようなRIDGID WD4070を購入しました(笑)
すごくお勧めです。一家に一台あると便利ってタイプの掃除機です。
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なんでRIGIDの掃除機?
購入の経緯
僕が掃除機を探していた理由(使用用途)は2つあり、その2つの条件を満たし、且つ、安い掃除機を探していました。
使用用途
- 庭のドア付近に芝がすごい入ってくるのでおっきなゴミも気にせず吸いまくれる掃除機が欲しい。
- できれば、うちの床はカーペットの部分が一部あり、汚れているのでたまにシャンプーできると良いなということで、水も吸える掃除機が良い。
そして、色々調べた結果、価格も安いこのRIDGID WD4070に行きついた感じです。
水も吸える掃除機で家庭用のおしゃれな掃除機は値段が高かったので、行きつく先が業務用っぽい物になってしまいましたが、安くてパワーがあります。
他のメーカーじゃダメ?
同等の価格帯のものはShop VacやStanleyからも出ており、少し高価な掃除機として、Makitaやリョービがあります。
同じようなスペックでもメーカーで値段が全然違うので、レビュー数・内容や、アメリカで業務用としてポピュラーなメーカーを調べたところ、安心できそうなRIDGIDに行きつきました。
RIDGIDの優れているところは小型の4~5ガロン(普通の掃除機よりは十分でかいです)くらいのモデルで、吸引力が5HP(ホースパワー)のモデルがあります。
実際のところ、ホースパワーはメーカーの売り文句であって、吸引力を保証するものではないのですが、2.5HPと示されているものよりは5HPと書かれているものの方が吸引力も強いと思います。
というか、最終的な決め手となったのは、このRIDGITはプロの方も結構使っているメーカーなので、僕もRIDGITにしました。
RIDGID WD4070がおすすめな理由
パワー
ホースパワー云々ではなく、パワーは言うことなしです。繊細さは全くないものの、吸引力は強いです。細かく書く必要のないほどパワフルです。
水も吸える
カーペットやソファが汚れた時、軽くシャンプーして水分を吸い取ることができます。また、タイルの上などに飲み物をバシャーっとこぼしても、そのまま掃除機で吸い取れます。
安い
掃除機が80ドルでした。ただ、水を吸い取るためには専用のフィルター(15ドルくらい)が必要で、このWD4070用のフィルターは店頭販売はしておらず、取り寄せになるのはマイナス点です。でも、安いです。
ブロワーとしても使える
これはそこまでパワーはないですが、玄関先の枯葉などをぶわーっと吹き飛ばせます。
その他
僕が良いなと思ったのは、ゴミタンクが丸洗いできるところです。そして、普通の紙パック式の掃除機同様に、ゴミタンク用の紙パック(別売り)もあるので、ゴミがたまってもタンク内の紙パックを捨てるだけです。もちろん紙パックなんて使用しなくても問題ないです。後は、意外だったのですが、すごく軽いです。
この手のタイプの掃除機を利用する時の覚悟
おしゃれ度は求めない
ほぼ業務用の見た目なので、おしゃれに掃除するイメージからは程遠いです。
水は完全に吸い取れない
水を吸い取ることは可能であっても、ソファーやカーペットにしみ込んだ水分を完全に吸い上げることは不可能です。なので、湿った程度のカーペットにこの掃除機を使っても、ほぼ何にも水分を吸い上げてくれません。ビジャーって濡れたカーペットに掃除機をかけると、水分を吸い取り、湿った程度になります。
フィルターの取り換えがめんどい
フィルター自体は簡単に取り付け可能で、たまに洗ってあげれば2年は持つそうです。しかし、ドライな物を掃除する時とウエットなものを掃除する時のフィルターは異なり、用途を使い分けるためにいちいちフィルターを変えるのが面倒です。
うちは、基本ドライなフィルターのままで、カーペット等のシャンプー時のみにウエットに付け替えて使う予定です。
爆音・うるさい・うるさい
パワーは強いものの、本気でうるさいです(笑)毎日使う掃除機としては不向きです。
どういう時に便利?
実際に使ってみた使用感から、僕は主に下記の用途で使うと思います。
- 家のソファ・カーペットをシャンプーする時
- 車の中を掃除する時
- 定期的に家の床をきれいにしたい時
- ガレージの中の掃除
上記を見てもらうと、明らかに常用ではないのですが、ソファー等を掃除するとびっくりするくらいきれいになります。
車の中シートを掃除した体験記があるので、そちらも参考にしてみてください。
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- 車のシートの汚れをきれいにした
どこで買える?
ホームデポで売っています。逆にそれ以外だと、RIDGIDのサイトから直接買うしか選択肢はないと思います。どこで買ても値段は同じだと思うので、購入場所で迷うことはほとんどないと思います。
後書き
アメリカでは大掃除の文化はありませんが、新年を迎える前に掃除をしたくなる日本人の習性を僕は引き継いでいます。
この掃除機があれば年末の掃除もなんか楽しめそうです。
ちなみに、最後の一文でいうのもどうかと思いますが、水も吸える掃除機のことをWet Vacuum(ウェットバキューム)と言い、こちらではWet Vac(ウェットバック)と略します。