今日はかなりコアな題材ですが、日常から筋トレしている人が旅行や出張でアメリカに来る時にちょっと心配してしまうトレーニング環境と栄養補給について紹介したいと思います。
アメリカに来るまでの過去10年は、仕事も含めて海外に行く機会がとても多かったため、初めて行く国や文字が読めない国では、現地でたんぱく質の補給はどうしようとか割と心配でした。
幸い、アメリカは過去にも住んでいたことがあり事情を知っていたので特に心配することは無かったのですが、その経験も含めて、今日は、初めてアメリカに来るトレーニーのお役に立てればと、アメリカ旅行中のトレーニングとサプリについて紹介したいと思います。
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サプリを買う
よっぽどお気に入りがある場合でない限りは日本から持ってくる必要はないです。ドラッグストアやスーパーでもプロテインやプレワークアウトドリンクは普通に買えます。
ただ、有名なブランドの物はあまり置いていません。
とりあえず旅行中だけですし、一番近いドラッグストアやスーパーで買ってもいいと思います。
有名どころのプロテインやプレワークアウトを買いたい場合はGNCというドラッグストアが、ONや本格的なサプリの品ぞろえが比較的多く、店舗数も多いので一番行きやすいと思います。
あとは、セルコアのSportというシリーズであれば、ターゲットで販売しています。
だいたい30回分のプロテインは$20くらい出せば買えるので、朝、トレ後、寝る前にプロテインをとっても、10日間は持ちます。
プレワークアウトも30回分の物は$20~30くらいです。
もし、日本から持ってくる場合は未開封の物を持ってくるようにしましょう。僕は過去にジップロックに大量のバニラのプロテインを入れて持っていったら、アメリカではないですが、没収されかけました(笑)やっぱりジップロックに入った粉物は怪しまれます(笑)
トレーニング環境
僕のようなライトなトレーニーは旅行を楽しむことに集中しますが、それでも旅行中でも週に2回くらいはトレーニングをします。
ホテルのジムを使う
もし大きなホテルに滞在するならほとんどのホテルにジムがあります(小さなホテルやモーテルとかはないです)。
ただ、ジムの大きさはまちまちで、ダンベルが数個にトレッドミルがあるだけ等の場合もあります。その辺はトレーニングを工夫する必要があります。
旅行前にTripadvisorやYelpでホテルのジムの写真を見るのが良いと思います。
僕が旅行でアメリカに来る時に良く使っていたアナハイム・コンベンションセターにあるヒルトンホテルのフィットネスセンターは、ベンチ台、インクラインベンチ、スミスマシン等もあり、ダンベルも充実しています。
利用者もすくなく、下手なジムに行くよりは快適でした。
しかし、施設が充実しているホテルのジムは有料の場合もあります。
アナハイムのヒルトンは有料で1回$15くらいですが、ヒルトンのゴールドメンバーであれば(クレジットカード作れば誰でもなれます)無料でした。
普通のジム
ほとんどのジムでビジターとして入館することができると思います。ただ料金は20ドル前後と少し高いです(アメリカではジムの月会費並みの金額です)。
もし、アメリカに知り合いがいるなら、トライアルを申し込むのが良いと思います。トライアルは無料で「3回ジムが使える」、「1週間のお試し」等があります。
これらは住所や電話番号も必要になるので、アメリカに誰も知り合いがいないと少し難しいです。
また、当然ですが、前回トライアルを利用してから6カ月や1年以内の場合にはトライアルが使えない等の制限もジムによってあります。
ジムにはプロテインやプレワークアウトも売っています。
トレーニングの準備
洋服や靴、持っていくものについては「アメリカのスポーツジムに通い始めて1ヶ月でわかったこと」の記事を参考にしてみてください。
ジムにて
一般的なジムは散らかっています(笑)
使ってんだか使ってないんだかわからないダンベルやプレートのついたイージーバーが転がってたりします。
そんな時は、近くの人に「Are you using this(君これ使ってる)?」と確認してから使いましょう。もしくは「Can I use this(これ使っても良い)?」と聞いても良いと思います。
質問の回答はYesかNoで、英語がわからなくても簡単ですが、音楽を聴いている人が多いので、適当な回答が返って来ることもあります。なんか話しかけられたのはわかっても「これ使ってもいい?」って聞かれたか「これ使ってる?」って聞かれたかなんて聞こえ無いからです。
なので、相手が良いよ的なそぶりを見せたら使ってもOKだと思ってください。ダメな場合は向こうも「No No No」って言ってくれます(笑)
逆に、音楽を聴きながらトレーニングしている場合はなんか聞かれた場合も「Yes」でも「No」でもどちらで答えても良いと思いますが、なんとなく「使っていいよ」感を出してあげて下さい。
間食用
プロテインだけではなく、現地滞在中は間食も気になるところだと思います。正直毎日ハンバーガーやステーキをいっぱい食べてほしいところですが、趣旨が変わってしまうので、ちゃんと間食に便利なものを紹介します。
ヨーグルト
ギリシャヨーグルトで代表的な日本でもおなじみのOIKOSはスーパーで89セントくらいで販売されています。こちらのOIKOSは日本の物とは違い、15gプロテインが摂取できます。
また、OIKOSに限定しなくても低カロリーで12gくらいのプロテインが入ったヨーグルトはざらに販売されています。
以前紹介したスキール(アイスランディック・ヨーグルト)も低カロリーでプロテイン含有量が高く、アメリカでは色々種類が出ているのでお勧めの一つです。
シリアルバー・クッキー
僕が好きなのはターゲットで買えるThink Thinのチョコバーです。
アメリカのシリアルバーはどこでも手軽に買えて(コンビニは微妙です)、プロテイン含有量が大きく表記されているのが多く、プロテインだけを基準に考えるならとても分かりやすく便利です。
ただ注意点もあります。
例えば下の写真のゴールドジムでも販売しているクッキーのLenny & Larry’sです。
Lenny & Larry’sは少し前まではオーガニックなスーパーや、ジムでしか販売していませんでしたが、今やウォルマートなどでも買うことができて美味しいです。
何が注意かというと、パッケージにはプロテイン16g!と書いてありますが、裏の成分表にはServing Size per Containerが2で180kcalで8gのプロテインと書いてあります。
これはこの1枚のクッキーに16gのプロテインが入っていますが、実際はこの1枚のクッキーは2食分で、1食分の半分のクッキーではたった8グラムのプロテインしか摂取できず、逆にもし1枚食べたら360Kcalになってしまいます。
とはいえ、このマカダミアクッキーは美味しいです(笑)
キッチンがあって自分で調理できる方
鶏肉
日本で筋トレやダイエットと言えばまず、鳥のササミがあげられます。アメリカでは筋肉・ダイエットのお肉と言えばむね肉の方が一般的です。
むね肉は英語でチキン・ブレスト(Chicken Breast)と呼びますが、名前を知らなくても見ればわかると思います。
オーガニックやオールナチュラル等いろいろなタイプがありますが、そういうものは値段も高めです。ただ、消費期限が迫っているものは日本と同様割引があり半額になってたりもします。
とりあえず旅行初日に割引商品を買い込んで、冷凍しておけば問題ないです。
サーモン
肉ばっかりでは飽きるのでそう言う時に便利です。
もちろん小さいパックでもサーモンは売っていますが、スーパーのサーモンはあまり品質が良くない(もともと需要が低いので頻度良く鮮度の高いものを置いていない)ので、写真のようなパックの物を買ってしまいます。
ただ旅行中にこれだけ消費するのは難しいと思うので、普通にスーパーで買うのが無難です。
それにしても、昔はサーモンが破格に安く、1キロで4ドルとかで買えていたのですが、今や倍以上で、なんか損している気分です。
いんげん
グリーンビーンズの名前で売っています。どこでのスーパーでも買うことができて普通においしく食べれます。
ただ、ひげ?がかたいので、ゆでる前にしっかりひげをとらないと、口の中になんか筋がが残ります。
その他
その他、写真のようなハイプロテインで、ローカーブな食品はある意味1つの売り文句なのでどこのスーパーでもよく目にします。
しかし、美味しくない物が多いです。
写真のパスタはもちっと感や張りもなく、また、プロテインパンケーキもぽっそぽそです。この系統の食品を買うならば、普通の食材で調理によってバランスを考えて作ったほうが良いです。
逆に、友達へのお土産に買い、数日後に「あれ、美味しかったでしょ?」と聞いてあげてください。軽い嫌がらせです(笑)
後書き
たぶん日ごろからトレーニングをしていない人には理解しがたいことですが、日々体のことを考えてる方にとっては、海外旅行とか非日常の生活は「筋肉落ちないかな?」、「トレーニングできる場所あるかな?」とかいろいろ心配事があると思います。
国立公園巡りなどのロードトリップ等でなく、都市部に滞在するのであれば、アメリカ旅行で筋トレに関しては心配することは無いと思います。
ただ、出張の場合はまだしも、観光の場合は同行者には「せっかく海外に来てるのに筋トレなんてしてないで!」って怒られるかもしれません(笑)
程ほどに