僕の住むカリフォルニアにもいろんなラーメン屋さんがあり、日本の有名店ののれん分けだけではなく、ロサンゼルス発のラーメン屋があったり、ラーメンは人気の麺食です。
で、何を突然思い立ったか、今日は生活情報でも外出情報でもなくラーメンの英語表記について前から言いたいことをちょっと書いてみます。
これだけ一般的になってしまったからこそ、言いたいんです。
お暇な方はお付き合いください。
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ラーメンってLAMENでしょ?
僕の主張
もう、僕の主張は「ラーメンのスペル(表記)はRAMENじゃなくてLAMENにすべき」の一点です。
僕は英語の発音は良い方じゃないです。でもLとRくらいは発音し分けられます。そして、発音からラーメンのスペルはLamenにすべきだと常日頃感じています。
- Lはエルの「ル」の時に上の前歯の裏に舌を当ててエルって言います。
- Rは舌が前歯に当たることなく喉の奥の方に丸めた感じでアーという感じです。
日本人はLとRの発音が苦手って言われているけど、僕は、そもそも日本語ってLに近いLとRの中間のラ行と、Lのラ行の2つあると思っていて、意識してないだけで発音は都度使い分けてると思うんです。
でも、ローマ字ではラ行が全部Rなので、ちょっとおかしなことになっています。
で、僕は日本で働いていた時に、同僚にLの発音を教える時は「ラーメンって言ってみ?そのラはL」って教えてました。だって、上の前歯の裏に舌がきれいに当たるでしょ?エルだよ、それ。
Rだと問題あんの?
会話の中で日本語の発音で「ラーメン(Lamen)」って言うと、「いやいや、Ramenだから」、って直されて、同じ立場のあまり英語をしゃべれない外国人だと、指摘してくる人すら現れる可能性があります(ま、普通はそんな嫌な奴はめったにいないと思います)。
カリフォルニアで流行っているラーメンは日本のラーメン(中華じゃなく)なのに、日本語でラーメン(Lamen)って発音して、「LじゃなくてRだぜ」って発音を直されたら、もう失笑するしかないです。。。だから、なんとなくLにしてほしいんです。
って、そもそもラーメン屋さんがRamenって名乗ってる時点でそれはラーメン(Lamen)じゃなくてRamenなんでしょうけど。。。
他のケースも考えてみる
そういうものなのかな、と、自分を納得させるためにとりあえず考えられる範囲でなんか近いケースを探してみました。
読み方が変わっちゃうケース
人名で言うと、JUAN君の名前はスパニッシュ読みをするとホアン君です。しかし、英語読みだとジョアンになります。
でも、スペルは同じJUANです。
スペルが変わるケースは、昔のドイツ人がアメリカで第二次世界大戦中にMüllerをMillerへ、SchmidtをSmithに英語っぽく変えたくらいしか思いつきません。
って、そんな世界の大惨事とラーメンの発音が同等の扱いって。
なんか違うケース
日本でもかなり怪しい発音ですが、「Croissant(クロワッサン)」や「crème brûlée(クレームブリュレ)」のフランス語系の英語もおかしなことになっている気もします。
クロワッサンを英語で発音すると、「クロワ」の部分が1音に収まり、やたら気取った感じで早口で「クロワサ~ンt」となり、クレームブリュレも「クレムブル」が早口で最後に「エー」とつけて言うので、本来の発音とはだいぶ異なります。
ただ、どちらかというとアクセントの問題で、LからRに音が変わっちゃうようなことは無いです。
もう違うものになっちゃったケース
コーベビーフ(神戸牛)はもうなんか読み方どころか別物になっている気がします。
和牛全般をコーベビーフって言うお店もあり、僕もその理解でしたが、日本の肉のようにサシが入った肉の事を言ったり、ちょっと和牛の血を引いてるだけの日本ぽい肉だったり、かなり別物化してきています。
最近では良いレストランではJidori Chickenとか出してるところもあるので、なんか不思議なものが生まれることになると思います。
これはどちらかというと、数年前にあったシャンパーニュ地方でできたスパークリングワインのみがシャンパンだ!って言うのに近い感じの問題です。
ちゃんとできてるケース
何でもかんでもローマ字にがっつりはめ込んでいるならラーメンもあきらめはつきますが、一応「新橋」はローマ字表記のShinbashiとは異なり、発音優先でShimbashiと表記されたりしています(公式にはどちらかわからないですが、新橋駅は公式にShimbashi駅です)。
何のための主張なの?
いや、なんかしっくりこなかったから勝手に主張してしまいました。
でも、問題は日本のラーメンの認知度がどんどん右肩上がりなところです。
カップ麺とかそういうのに至ってもローカルのニーズに合わせてヴィーガン向けのができたりしている中、どっかでこのRをLに直しておかないと、変な事になりそうな気がします。
だって、ラーメン屋を経営されてる方って、Ramenじゃなくて「ラーメン」が好きではじめて、絶対自分のラーメンに自信を持っているはずなのに、「Ramen」で認知されているがために「Ramen」の看板つけるっておかしい気がする。
いっその事、東京オリンピックに向けた国の問題として取り扱って、英語表記の改善を呼びかけてほしいもんです。
他にもラーメンみたいにしっくりこないものもあると思いますが、どーでも良い事過ぎて流されてしまうので、一応主張してみました。
LAMENが食べたい人へ!
うちの近くにLA-MENというラーメン屋があります。
なんかこのLA-MENの宣伝のために書いているっぽい感じがしてきましたが、一回も行ったことはなく、偶然です。ちなみにローカルからはかなり高い支持を受けているようです。
ご近所さん、行ってみてください。
僕は心の底からこのLA-MENを応援しています!
La-Men
って僕も今度行ってみます。
後書き
思うがままにラーメンについて書いていたら、ふと思い出してしまいました。
僕が学生時代にアメリカで英語の先生をしていたロシア人の友達は、初めてアメリカに来た時にカフェでMocha(モカ)を頼んだ時、あえて英語読みに変えて「モチャ」って頼んだら「モカって言うんだよ、英語では」って直されたってウケてました。
それがアメリカです。
って、ここだけの話、僕は麺類は好きなんですが、日本人では珍しい部類(僕の他にもいるのかな?)のラーメンをほぼ食べない人です。カップラーメンも含めて年間3回食べれば良い方です。
そして、最初にちょこっと触れましたが、僕の英語の発音は悪いです(笑)
発音をしかっり勉強して、堂々とLamenと呼べる人になれるように頑張ります。