ちょっと前までは「どこのゲーミングススメが良い」とかそういう話をよく聞きましたが、アメリカって世界的に有名なオフィスチェアメーカーが結構あるんですよね。
僕もパソコンデスク用の椅子はアメリカのオフィスチェアメーカーのものを使っていて、作りも良いしおすすめだなと思ったのでちょっと紹介します。
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アメリカのオフィスチェア
どんなメーカーがあるの?
アメリカのオフィスチェアと言うと、Steelcase、Herman Miller、Haworth、Knoll等のメーカーが有名で日本でも販売されています。
ちなみにKnoll以外はどれも車の生産で有名なミシガン州のメーカーなので、それだけでなんか頑丈そうです(笑)
どんな椅子が有名なの?
各メーカーで人気のシグネチャーモデルは下記のとおりです。はい、どれも1,000ドルは超えて来るのでカジュアルにパッと買えるような値段帯ではないですよね。
Steelcase
Leap(リープ)- 背もたれが背骨の自然な動きに沿って柔軟に変形してくれる。高度な調整機能があり、あらゆる体型や姿勢に対応。
Herman Miller
Aeron (アーロン)- ペリクル(Pellicle)というメッシュ素材でできていて、通気性が良い。長時間作業に最適なエルゴノミクス。
Haworth
Zody(ゾディー) – 腰のサポートが良く腰痛予防に良い。他のメーカーより若干安価。そして、環境に配慮し作られている。
Knoll
Generation(ジェネレーションチェア)- Flex Backというのがあって背もたれがめっちゃ曲がる。デザイン性にも優れたモデル。
もう高すぎ!って感じた方、もうちょっと待ってください。そう思ってた僕も、結果的にはお手頃なモデルを探してまで買うに至りましたから。。。
何がすごいの?
座り心地良くて人気になったのは当然のことだと思いますが、それ以上にすごいのはこの4つのメーカーのオフィスチェアは、ほとんどの場合12年もの保証がついてくることです。
それも日本の様に物を丁寧に扱うマインドの人が多い国ならまだわかりますが、皆さんご存じの通り文化の違いで靴のまま机の上に脚を乗せたりとか、デフォルトで物を結構ハードに使い倒す人が多いこのアメリカで12年の保証ですよ!
ま、それを可能にするくらい堅牢に作り込まれた椅子って事なんだと思います。で、もし壊れても実用の範囲で壊れる分には保証が効きますから。
すごくないですか!?
注意メーカー、モデルによって椅子のパーツ(ファブリック部等)は保証期間が違う場合もあるそうです。
Made in USA?
今回紹介しているメーカーのオフィスチェアはもともと全てのモデルでアメリカ国内生産の「Made in USA」だったようですが、一部の海外向けモデルはグローバル拠点で生産されているようです。
そして、最近では北米(アメリカ国内)に流通するモデルも「Made in USA」と書いてありながらもパーツの生産は実はメキシコって事もあるようです。この辺はちょっと切ない現実ですね。
僕が使ってる椅子
さて、では「お前はどんなオフィスチェアを使っているんだい!?」ってとこだと思いますが、残念ながら僕は椅子1つに1,000ドル以上を出せるようなリッチではありません(笑)
そのため、僕が使っているのはSteelcaseのSeries 1と言うとてもお手頃なモデルです。ま、お手頃と言っても500ドルくらいするので、僕みたいな庶民ユーザーには全くお手頃ではない値段でした(笑)
ただ、僕がこの椅子にたどり着いたのは明確な理由があります。
何でその椅子を買った?
一番はアメリカだと低価格で安心できる椅子メーカーが無いんです。
日本ではコクヨやオカムラ等のビッグネームが2万円前後でもしっかりとしたオフィスチェアを販売しているので安心して使えますが、アメリカではそれぐらいの価格帯の椅子と言えばアマゾンで買える良く分からないメーカーのオフィスチェアぐらいです。もしくは、新品なのに展示品が既にグラグラで買う気が失せるオフィスデポとかに売ってるオフィスチェアくらいです。
そして、僕はこのSteelcaseのオフィスチェアにたどり着く前の過去5年の間に、アマゾンとオフィスデポで購入した100~200ドルくらいの適当なオフィスチェアを2つ壊しています(色んなネジがぐらぐらしてきて座り心地が悪くなる感じです)。
アメリカにくる前はこんな経験は無かったので、特に僕の使い方が悪いという自覚もなかったんですが、椅子を2つもダメにしてしまったのは事実です。
そこで、色々調べた結果この椅子にたどり着いた感じです。ちなみにこのStealcaseの座面の製造はMexicoって書いてありました。
で、満足してる?
明らかに剛性の良さが体感できて満足しています。
もちろん上のレベルの椅子と比べたら快適性に劣るのかもしれませんが、その辺は主観的要素も強いですし、とにかく僕が求めている安心安定の椅子と言う面では十分すぎるほどです。
さらには12年の保証もついているので、安いオフィスチェアを買って失敗するよりはもっと早く500ドル払ってこのオフィスチェアに出会っていればと思ったくらいです。
購入の選択肢は?
有名なモデルのオフィスチェアはフェイスブックマーケットなどで中古を購入している人も多いようです。値段はまちまちだそうですが、安く買うために中古を探すならローカルでピックアップできるのが第一条件になるかと思います(じゃないと送料の方が高くなると思います)。
ただ、僕はしっかりとしたメーカー保証が欲しかったので新品で購入にしました。
ちなみに僕が迷った比較的低価格なモデルはHerman MillerのLinoとSayl、HaworthのSojiでした。
最後に
どんなもんだい!って自慢できるほどの椅子ではないんですが、ちょっと頑張るだけでかなりクオリティーが上がるアイテムで今回ようやくおすすめできた感じです。
って、今、Steelcase Series 1もセールでちょっとお得になっているので、もし、今使っている椅子に不満がある方は「Buy once, cry once」だと考えて購入してみるのも良いかもしれません。