最近アメリカでは、スマホでウェブを見ていると「Congratulations Amazon.com user!」とか「Congratulations APPLE user!」みたいな形でポップアップが出てきて、偽のアマゾンのサイトに強制的に飛ばされるスキャム報告が増えているらしいです。
僕も1度出てきたので、少し調べてみました。
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どんなスキャム?
単にポップアップで「Congratulations Amazon.com user!」とか「Congratulations APPLE user!」というようなメッセージが出てきて、「$1000のアマゾンギフトカード、iPhone X、ギャラクシーS8が当たる!」的な偽のメッセージが表示されます。
厄介なのが、このポップアップが出てくると、もともと見ていたサイトには戻れず、一回サファリを消さなければいけません。
このポップアップが出てくるサイトは悪意のあるサイトではなく、大手のニュースサイト、個人のブログでも出てくるようです。
1度出てくると何度も出てくる?
Apple Support Communitiesとかのスレッドを読んでいると、このスキャムが1度現れると、とにかく乱発するらしいです。
で、スマホで何かブログとかニュースサイトを読むのもストレスに感じるようになるそうです。
ウイルスに感染しているの?
僕が調べた中では、このスキャムはウイルス等に感染しているわけではないようです。
各サイトが使っている広告ネットワーク(僕もブログにグーグルのアドセンスが入っています)の中の広告がブラウザーに強制的にポップアップを出しているようで、このポップアップから入って個人情報を入力さえしなければ何にも問題ないようです(たぶん)。
対応法
アップルのサポートではブラウザーのキャッシュやクッキーを削除するようにと言われるようですが、一向に改善されないという報告がたくさんあります。
そして、サファリのポップアップブロックを使っていてもこのポップアップは出てくるようです(僕もポップアップブロックを使っていますがこのポップアップが出てきたので。。)。
最後に試してみたのが、設定→Safari→詳細(一番下にあります)→Webサイトデータで、全部のデータを消してみました。
一応、それ以降は今のところ「Congratulation」は見ていません。ただ、これが正しい対処法なのかは分かりません。
何か良い方法をご存知の方がいれば、教えてください!
追記
僕は上記の対応をして2日目、また同じ症状が現れてしまいました。。。引き続き、特別な設定なしの有効な対応策を検索します。
で、2017年からこのポップアップスキャムは急増しているようで、Malware(悪意のあるコーディング)とAdvertising(広告)と書けてMalvertisetisingとかも呼ばれているそうです。
Googleは今年の1月23日にこのMalvertisingに対応済みのようで、パソコンからのアクセスでGoogle Chromeを使っている人や、AndroidユーザーでChromeを使っている人は、Chromeの更新をすればこのMalvertisingには遭遇しないようです。
早くアップルも対応してほしいものです。。。。
後書き
こういうスキャムって少なからず引っかかる人がいるので無くならない物なんでしょうけど、本当にうざいです。
アメリカにいる方、くれぐれも気を付けてください!というより、むしろこれが出現してもあまりのうざさに発狂しないようにしてください!