最近買ったSharpalのダイヤモンド砥石が意外と好調で、包丁なりなんなりと結構きれいに研げたので紹介します。良い時間つぶしにもなるので、どうぞ。
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Sharpalのダイヤモンド砥石を買った
いや、なんか、ダイヤモンド砥石って名前のインパクトがすごい。って、そんなことより今回買ったSharpalのDual-Grit Diamond Whetstoneについてちょっと紹介します。
Sharpalって?
まず、メーカーのSharpalについてですが、Sharpalはアウトドアやキッチン関係の刃物を研ぐグッズを専門的に扱っているメーカーです。で、アウトドア系の万能ナイフ研ぎみたいなのは結構人気があるようです。まあ、アメリカではそもそもこの分野の本格的なメーカーがあまりないのと(僕が知らないだけ?)、Sharpalがカリフォルニアの会社だったので僕はこのメーカーを選びました。
ちなみに、英語で砥石のことはWhetstoneと呼びます。僕は恥ずかしながらwhet(砥石)という単語を知らず、ずっとwet(濡れた)だと思っていました(笑)
選んだ砥石
繰り返しになりますが僕が買ったのは「Dual-Grit Diamond Whetstone with Storage Base 6” x 2.5” / 152 x 63 mm」というダイアモンド砥石です。サイズは2種類あり、僕はその小さい方をアマゾンで35ドルくらいで買いました。小さい方にした理由は単純にそっちの方が安いからです。
さてさて、この砥石、片面が荒砥の325番でもう片面が仕上げの1200番になっているので基本的に日常的なメンテはこれ一つでこなすことができます。そして、研ぐ時に使うプラスチックの台座の中に砥石を収納できる仕組みでコンパクトにお片付けができて、良い感じです。
結論から言うと、砥石に対して特にこだわりのない僕からするとかなり満足度は高いものでした。使用感と一緒になんで満足かを説明します。
で、使ってみた
まず、この砥石は特に水研ぎやオイルが必要なわけでもなく、そのまま包丁の刃を当てて研げます。が、僕は研いだ粉が舞うのが嫌だったので少し濡らして研ぎました。
砥石のボディーが鉄なんで、使い終わったらちゃんと水気をきって乾かしてからしまうようにしないと、きっと錆びます。
それと、6インチの小さい方を買いましたが、大きさで使いづらいということはありませんでした。
台の調子は?
砥石にしっかりと重さがあり、台の裏にもフォームのパッドがついていたので、研いでいる最中に台がずれることなく研ぎ終えることができました。可もなく不可もなくです。
刃の角度調整が簡単だし
包丁の研ぎ方はyoutubeで色々検索しながら行いました。で、良く、研ぐ時の刃の角度は10円玉2枚を目安にとか言われてるようですが、この砥石には、25度、20度、17度、14度を調整できる治具がついていて、これが包丁を研いだことのない僕にはすごく便利でした。
説明書によるとアメリカ・ヨーロッパの包丁の刃の角度は20度くらいで、アジアの包丁は14~17度のようです。
あ、と、一点、僕の研ぎ方が悪かったのか、包丁の背にスクラッチがついてしまいました。たぶん、この治具が包丁にこすれてついたスクラッチです。後から他の人のレビューを調べてみたところ、そのようなコンプレイントは見当たらなかったので単純に僕が下手なだけだと思います。初めて扱うときは少し研いだら包丁の傷を確認するなどして、微調整してください。
切れるようになった?
無事に包丁は切れるようになりました。砥石としてはちゃんと削れる(研ぐというより削れる)ので、性能は必要十分だと思います。なので、切れるようになるかならないは自分のスキル次第です。ちなみに、最初は研ぐ力の加減が良くわからなかったので、安全にそっと研いでいたら30分くらいかかりました。この辺のさじ加減は慣れが必要です。
後から磨いた安物のノミは1本5分ぐらいで格段に切れ味が向上しました。
後書き
実はこの砥石を買った本当の目的は包丁ではなく安物のノミを研ぐために買ったんですが、僕としては結果的に包丁も切れるようになったし、人にお勧めできる「時間つぶし生活向上グッズ」を発見できたので良かったです。
刃物なのでお子さんと一緒にとはいかないでしょうけど、女性の方でもできるので、お暇ならどうぞ。