理由はともあれアメリカに来る事になったは良いけど「料理なんてしたことないよ~」ってレベルの方、その状況だとファストフードやサンドイッチに頼る機会が増えてくると思います。
なので、今日はそんな方でも簡単に日本で食べていたような味(和食に限らず)を食べる方法を紹介します。料理のイロハじゃなくてサバイバルフードの紹介です(僕は勝手にこれをサバイバルフードと呼んでいます)。
そして、突っこみどころ満載な内容になりますが、ちゃんと料理できる人、馬鹿にするんじゃなくて僕にアドバイスください(笑)
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今、飯、作るぞ
レベル0 – 白いご飯
めんどくさいかもしれないですが、炊いてください。
米を洗ってボタン押すだけなので失敗することはありません。炊き方がわからなくてもネットで調べれば出てますし、1回炊けば忘れることは無いくらい簡単です。
ポイント1回に5合くらい炊き、余った分はジップロックに小分けにして冷凍保存すれば数日間は米に困りません。毎回レンジでチンです。で、ジップロックに入れた米はちゃんと冷ましてから冷凍庫に入れる用にしましょう。
メリット
- カリフォルニアの米も慣れると意外においしい
- 冷凍保存すれば毎日炊く必要はない
デメリット
- 炊飯器がない人は買わなきゃいけない
- 冷凍庫にあると思った米がない時、その日の夕食は蕎麦かうどんになる
なにせ、学生時代の僕は最初の1年は炊飯器すら持っておらず、炊き方すら知らなかったのですが、炊飯器を買ったその日から食生活が変わりました。
炊飯器を選ぶ
炊飯器はIHとか圧力とか良い物はいらないので、とりあえず持っていなかったら買いましょう。
サイズは5カップ炊けるものがおすすめで、日本のメーカー(タイガー、象印、パナソニック)の物が良いです(150ドル前後)。
タイガーからは60ドルくらいでありました。日本の物と比べるとしょぼいですが、炊くだけならそれでも十分だと思います。
レベル2 – サラダ
めんどくさいから野菜は良いや。。。ってならないためにも、とりあえず買い物の時はSpring Mixを買いましょう。
メリット
- 包丁とかまな板は要らない
- サラダに使う野菜って何?って人もお店で迷わない
- 色んな種類の野菜が摂取できる
デメリット
- 野菜を買って自分で切るより割高
スプリングミックスは適当に葉物の野菜が混ざっているので、それを食べておけば食物繊維は取れます。僕は今でもこのスプリングミックスはおやつ代わりにちょくちょく食べています。
レベル3 – ローストビーフ
レベル3でありながらまだ包丁すら握らなくてOKです。
ローストビーフは使い勝手が良くておすすめです。とにかくパックから出して食べるだけです。サラダとかとあわせて食べればヘルシーそのものです。
メリット
- 包丁とかまな板は要らない
- フライパンなんて使わない
デメリット
- 生肉買うより高い
- 白いご飯があるのが前提
ちょっとバリエーションを出したい時はローストビーフを電子レンジで温めて食べてみても、白いご飯にあいます。また、ポン酢とかかけたらもっと日本っぽい味になります。
レベル4 – パスタソース
日本マーケットでパスタソースを買っておくと良いです。だいたい2食分で3ドル前後です。
パスタにかけて食べるのも有りですが、おすすめは、フライパンで白いご飯を卵と一緒に炒めて、そこにソースをかければ美味しいチャーハンになります。そして、あればローストビーフも手でちぎってのっけちゃいます(まな板と包丁使うと洗い物で手がかかる)。
メリット
- 包丁とかまな板は要らない
- 安定して美味しい
デメリット
- 1食の調味料台としては高い($1.5くらい)
- パスタソースはジャパニーズマーケットまで行く必要がある
- 白いご飯があるのが前提
- フライパン使うのがめんどい
明太子ソースは和食感が強くておすすめです。クリームソース系も意外にイケます。
普段から料理をしていないと味付けのちょうど良い塩梅って難しいですが、そんなの気にせず「1食分=1人前のパスタソース」をガっとかければそれで出来上がりです。
そして、これ、学生時代に思いついた時に僕は自分が天才だと思いましたが、結構やっている人はいるようです(笑)
作り置きでサバイブ
って、レベル4に到達しても、毎回料理が面倒です。そんな時に活躍するのは作り置きのおかずです。
日本人の僕らは、ご飯とメインのおかずだけだと寂しさを感じますが、箸休めとなるもう一品あると、食生活レベルが一気に上がるので試してください。
レベル5 – ほうれん草のおひたし
アメリカではベイビースピナッチと呼ばれる葉っぱだけのほうれん草がどこのスーパーでも売っています。そして、洗わなくてもそのまま食べれるものなので、おひたしなんて袋から出して茹でるだけで手間いらずです。
メリット
- 包丁とかまな板は要らない
- アメリカのスーパーで揃う食材
- 日持ちするので便利
デメリット
- 鍋が必要
- フライパン使うのがめんどい
素人の僕は塩なんてプロっぽい調味料は使いません。茹でたら水をきって冷蔵庫で保存するだけです。茹で時間は量によって変わるので、とりあえずつまみ食いをして確認です。
出来上がったら、醤油をちょこっと垂らして美味しく食べます。鰹節とか家にあったらもう最強だと思います。
バリエーションとしてはアメリカのスーパーで手に入れやすいもやしのおひたしもおすすめです。
ポイント冷蔵保存だと2~3日は持ちます。冷凍保存すればさらに日持ちもするので、もし、蕎麦やうどんを食べる機会があれば、ドカーンとのせてみてください。
レベル6 – 茄子とかめんつゆにつけておく
これは料理っぽさがぐっと上がります。
とりあえず茄子をざっくり切ってフライパンで焼きます。その間に、めんつゆを水で薄めます。自分で飲んでみて「しょっぺぇ」ってならない味であればOKです。
焼きあがった茄子をめんつゆに入れて冷蔵庫で一晩おけば完成です。これも2~3日は持ちます。
ポイント日系のスーパーで買う様な茄子なら皮も全然おいしく食べれますが、アメリカのスーパーで売っている茄子は皮にえぐみがあります。なので僕は皮は剥きます。と言っても最近ではスーパーでJapanese Egg Plantsなるものは普通に売っています。
メリット
- なんか料理っぽい
- めんつゆはうまい
- 2~3日はリッチ気分
デメリット
- 茄子切るのに包丁を使う
- フライパン使うのがめんどい
- めんつゆを買っておく必要がある
自分で味を調えたわけでもないのに、なんか料理がうまくなった気がします。
バリエーションとしては、アメリカのスーパーでどこでも買えるGreen Beansと呼ばれるインゲンを茹でてめんつゆにつけたり、オーブントースターで焼いたシイタケとかを入れても美味しいです。さらにめんつゆにごま油を入れたり、ラー油を入れたり、ショウガを入れても良いと思います。
でもやっぱり!
んでもやっぱり、ちゃんとした日本の味が食べたい!という方、たまには日本食のお店に行くのが良いですよ!
オレンジカウンティーにお住まいなら、僕が最近行ったげこ停、明治製麺、FUKADAはお手頃価格で美味しいです。
そして、僕は普段から家でご飯を作りますが、たまにこういうお店に行くと「さすが、プロっすね!」って感動します(笑)
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後書き
って、もともとこんなに長く書く予定じゃなくて、時間があったから思い付きで書き始めたらがっつり書き上げてしまいました(笑)
ちょっと適当感はありますが、アメリカで手軽にできる和っぽい料理があれば本当に誰か教えてください。料理したことない人でも間違いなくおいしくできるやつでお願いします。
留学中、特に短期の方などは日本食を作るための調味料や家電を揃えるのはもったいなくて我慢しちゃう人もいますが、食は毎日のモチベーションにつながるんで、しっかり色々食べましょう!