アメリカで買える美味しい日本的なパン屋の紹介の第2弾です。
第1弾で紹介した通り、アメリカはパン食のイメージが強いですが、日本のパンとは味も質感も全然違うんです。第1弾は「クリームパン – アメリカで買える日本の美味しいパン Part1」をご覧ください。
そこで、今日はオレンジカウンティーのアナハイムで日本人好みのパンが買える「おかやま工房」というパン屋を紹介します。
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おかやま工房って?
おかやま工房はその名の通り岡山県にあるパン屋さんで、無添加の本格的なパンが食べれるお店です。神奈川出身の僕は岡山県にあるおかやま工房のことは全く知らなかったのですが、このアナハイムのお店も、日本のおかやま工房の直営店です。
え、おしゃれっすね
さっそく、おかやま工房に行ってきました。正真正銘の初めてのおかやま工房です。
場所がアナハイムダウンタウンのメインの場所なので、結構しっかりしたお店なんだろうなとは思っていたものの、なんか「街のおしゃれなパン屋さん度」がかなり高かったです。
そして、パンはケーキ屋さんの様にショーケースに入って並んでいます。僕はショーケースに入っているパンより先ず目が行ったのは、ショーケースの裏にあるガラス越しに見れるパンの工房です。
アメリカの荒っぽい感じで「ガンガン焼いてガンガン売るぜ!」という大量生産スタイルではなく、店員さんが丁寧にパンをこねているのが見えたので、もう、テンションマックスです。
肝心なパンは?
ショーケースを見ると、おいしそうなパンが並んでいて、どれにしようか迷います。
価格帯は2ドル~4ドルくらいで少し高い感じがしますが、ショーケース越しの工房を見る限り払うのは惜しくない金額です。
とりあえず僕はスパイシーカレーパンとあんパンを買いました。ちょっと小ぶりな感じもしますが、ふっくらで、まさに日本の美味しいパンです。
持ち帰り用として、シナモンロールやフレンチトースト、クリームパンを買って帰りましたが、どれも美味しかったです。
カレーパン
スパイシーカレーパンは辛いのが苦手な人にはちょっと刺激が強いかもしれないですが、かなり僕好みな味でした。カレーパンは日本のパン屋に行かなきゃ食べれない代物なので、おすすめの逸品です。
って、僕がカレーパンを選んだのは地元の口コミサイトで評判が良かったのでとりあえず頼んだだけですが、口コミ情報にも納得な味でした。
カレーは一般的なおうちのカレー的なものではなく、なんかいっぱい色々スパイスを利かせたこだわり系のカレーでした。もちろん、普通のカレーパンもあるので、辛さが心配であれば普通の方を選ぶのが良いと思います。
あんパン
あんパンは、かなり上品な味わいのあんパンでした。
僕が一番嫌いなタイプのあんパンは「十勝産のあずき使用!」とうたい、餡子たっぷりを売りにしているものの、餡子とパンの比率がめちゃくちゃなパンです。
ここのあんパンはちゃんとパンを餡子で楽しめるあんパンでした。
1つ不満をあげるとすれば、僕には一口サイズだったので、あとちょっと大きいと嬉しかったです。ってか次からは2つ頼みます(笑)
その他
一応おうちではクリームパンとチョコのフレンチトーストを食べました。チョコのフレンチトーストはなんか癖になる味です。
今回、食パンを買えなかった(あんパンに集中しすぎて忘れてた)ので、次回は食パンとあわせてもっといろいろチャレンジしてみます。
ちなみにシナモンロールも買いましたが、外出後に家に帰ると無くなっていたので、きっとうちの人の誰かの胃袋に収まっているんだと思います。
カフェも併設してるよ
店舗内にはカフェカウンターもあり、ドリンクメニューも頼めます。パンを買う時に合わせてドリンクのお会計もできました。
パンを買って、店内、もしくはお店の前のテラスでお茶しながら食べられるので朝食やランチ、ティータイム的な使い方もできると思います。
店舗情報
所在地
店舗はアナハイムのダウンタウンにあります。店舗の前にも駐車場がありますが、週末などは混むので、オークストリートから入る立駐に止めるのが良いと思います。
1階の駐車スペースは2時間無料で、無料スペースが空いていなくて有料のスペースに止めても近隣のお店で買い物をすれば駐車券のバリデーションしてもらえます。
おかやま工房
住所:155 West Center Street Promenade, Anaheim, CA, USA
近隣情報
パッキングディストリクト
歩いて5分くらいで行ける距離に、以前紹介したアナハイムのパッキングディストリクトもあります。パッキングディストリクトに来たついでにでもこのおかやま工房は立ち寄る価値はあります!
House of Chimney Cakes
歩いて1分の距離にあります。ハンガリーの伝統的なお菓子、クルトシュにソフトクリームをのせたものが食べれます。熱々のクルトシュは外はサクサク、中はフワフワで美味しいです。
おかやま工房の感想
正直なところ、前回のクリームパンの記事を書いていた時はこのおかやま工房の事は名前しか知らず、「ま、日本的なパンで美味しいだろう」と軽く考えていました。
そして、お店に行っておかやま工房を完全に舐めていたと反省しています(笑)
僕の想像をはるかに超えていました。
アメリカにある日本式のパンって「美味しい」と感じるものの、それは、日ごろ食べているパンと日本式のパンの違いからくるものが多いと思います。例えば、日本のコンビニで売っている特にこだわりがない一般的なパンがアメリカで普通に販売されていたら日本人の僕は「うめぇ!」と飛びつくと思います。
ただ、それは日本では当たり前のパンで、パン屋のパンに比べたらもちろん劣ります。
でも、このおかやま工房、日ごろから日本のパンを食べている人にも「うめえ」と言わしめることができるぐらい一つ上を行っています。
後書き
2回にわたり、アメリカで食べれる日本のパン屋を紹介しましたが、どちらも趣向が異なるおすすめのパン屋さんなので、行ってみてください。
って僕は消費者としてパンは好きですが、サラリーマン時代に夜中にひっそり見ていた「焼きたてジャぱん」程度のパンの知識しかありません(笑)
あ、それと、こういう地元(特にこのお店は家から10分くらいなので)のお店は勝手に心の中で応援していきます。