先日、カリフォルニアの国立公園「デスバレー(Death Valley)」に行って来たので紹介したいと思います。
アナハイムからも手軽に行ける国立公園で冬はベストシーズンです(夏は暑すぎなんです)。
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デスバレーとは?
デスバレーはカリフォルニアとネバダの州境付近にあり、砂丘や塩湖、そしてごつごつした奇岩で有名です。
死の谷の名前の通り物凄く暑い砂漠で、車がない時代にここに迷い込んだと考えると、僕なら1日と持たないレベルです。
基本情報
デスバレーは年中無休で入園料は25ドル(7日間有効)です。僕が行った時は入園料はStovepipe(ストーブパイプ)にある自動券売機で購入し、支払いはクレジットカードのみでした。
夏は平気で40℃を超えて、とても暑いです。冬でも暖かく僕はTシャツ1枚で園内を周りました。そして何より日差しを遮るものがないのと、岩や砂の乱反射が激しいです。
日焼けしたくない人は冬でも日焼け止めは必須と考えてください。
見どころ
僕の滞在時間は3~4時間でした。しかし、もっと早く回ろうと思えば可能です。逆に、じっくり見るのであれば半日以上楽しめると思います。
サンドデューンズ(Mesquite Flat Sand Dunes)
カリフォルニア側から行くと一番最初の観光スポットで、広い砂丘です。乱反射がきついです。スニーカーで行くともれなく靴の中に砂がたまります。
ハーモニー・ボラックス・ワークス(Harmony Borax Works)
かつてホウ酸(Borax)の採掘場所だった場所です。ミュール(ロバ)が引いていた荷馬車的なものが見れます。
ゴールデン・キャニオン・トレイル(Golden Canyon Trail)
デスバレーにあるトレイルのコースの一つです。日の出や日没の時間帯には日の光でゴールデンに染まる岸壁が見れます。トレイルコースを最後まで歩かなくても、車を止めてみておきたいスポットの一つです。
アーティスト・パレット(Artist’s palette)
山肌がピンクのような紫のような青のようなという具合に色々な色が混ざり合ってまさにパレットのような場所です。
アーティストパレットを見る場所は一方通行です。
バッドウォーター(Babwater Basin)
デスバレーといえばまさにここだと思います。海抜マイナス86メートルの位置にあり、潮だまりができています。
道のように見える白い地面は塩です。何年か前に来た時とりあえず舐めてみたらすごくしょっぱかったです。そして何十万年か前には塩湖だった場所のです。
その他
今回はいかなかったのですが、デビルズゴルフコースやムービングロックスも有名です。
*Scotty’s Castleは2020まで閉鎖です。
アドバイス
食事
僕が通ったルートの中では最初にチケットを買ったストーブパイプにコンビニのようなお店があり、そこでサンドイッチなどが売っていました。僕はここで飲み物とサンドイッチを買いました。
値段も割高ではなく、普通にコンビニで買うより安かったです。
園内中部にあるFurnace Creek Ranchは改装中の為、現在は閉鎖されていました。
トイレ
トイレも各観光スポットにあったので特に困ることは無かったです。
ガソリン
園内にはストーブパイプとFurnace Creek Ranchにガソリンスタンドがあります。
ストーブパイプでは1ガロン当たり$3.14に対し、Furnace Creek Ranchでは1ガロン当たり$4.36と値段が全然違いました。ガソリンが心配でしたら、ストーブパイプでガソリンを入れたほうが無難です。
また、近隣の町でもガソリンの値段は高く、私の通ったShoShoneでは1ガロン当たり$4.50程していて、その30マイル先にあるネバダのパランプという町では$2.50程でした。
行き方
基本的にはツアーに参加するよりは車で周るのが一番良いと思います。
ロサンゼルス方面から
ロサンゼルスからは10番を東へ進みI-15からUS 395に入り北上していくという経路が一般的です。移動時間は大体4時間ほどの道のりで、日帰りで周るには結構気力と体力が必要です。
学生時代は渋滞の無い朝4時ごろに出て、朝の涼しいうちに園内を周り、ロサンゼルスに戻ってくるという事もしましたが、今は体力的に少し厳しいです(笑)
ラスベガス方面から
ラスベガスからくるには2通りあり、北のUS 95を西へ進み、373番からデスバレーに向かう経路と、160番から372番に入り、Shoshoneの先からデスバレーに向かう経路があります。
どちらの経路を使用しても日帰りでデスバレーを楽しめます。
後書き
デスバレーは冬がベストシーズンといわれている中、いつもは夏前に行って暑くて暑くて死にそうな思いをしていましたが、今回ようやく冬に行くことができました。
少しは涼しいのかなと思いつつも、全然そんなことは無く、薄いパーカーを着ていたのですがすぐ脱ぎました。Tシャツでもほんとに暑かったです。
そして、乾燥具合と日差しの強さで肌が弱い僕の肌はヒリヒリでした。
繰り返しますが、美白を保つ方々はすごい強めの日焼け止めが必要です。そして帽子とサングラスもお忘れなく!